日本の美術教育の問題点
絵画や音楽といった芸術には、独特のヒーリング効果があることは、
あなたも経験的に感じていることでしょう。
それは、万事理屈や理論といった、いわゆる左脳的な機能や価値が強調される現代社会において、右脳的な「感情、直感」といった要素を適切に刺激し
活性化してくれるからです。
日本の美術教育では残念ながら、こうした内面の感情や直感を抑え込み、
「決められたとおりのものを書いて内申点を上げる」
ことが良しとされているので、ノビノビと個人の内面を広げることは期待できません。
絵画療法で自己開放した体験
こうしたなかで、松村潔氏がかつて主催していた「ライフシンボル講座」は
他に例をみない、真の自己開放・気づき・成長を経験させてくれるものでした。
ただ、この講座の講師をする人は自身の内面エネルギーを非常に使うこと、
参加者の気づきと成功を促すにはスピリチュアルなものも含めて広大な知識と理解が必要だったことから、なかなか「弟子」といえる人は出現しませんでした。
ただ、ライフシンボル講座のようにまとまったものでなくても、
講座で伝えられた「色」「位置」「数」「形」といった要素は
松村氏のいくつもの著書(それらはライフシンボルそのものについてではなく、タロットや西洋占星術などですが)にエッセンスが散りばめられています。
そして歴史ある絵画カードであるタロットカードについても、
なぜ大アルカナにそれぞれ数字が割り当てられているのか、とか
カードの絵柄そのものもライフシンボル的に読み解ける、
といったことが理解でき、ますます理解が深まります。
私のスピリチュアルアーカイブブログ
「精神科医浜野ゆりのホリスティック日記」の記事「ライフシンボルとは」
では、ライフシンボルの意味や解釈法、私自身の体験談を含めて
まとめて書いてありますので、
ライフシンボルという絵画療法の概要をチェックしてみたい、
という方にはお勧めです。
また、禅の瞑想用のシリーズ絵である「十牛図」や
タロットの「大アルカナ」を自分で描き、解釈することによって、
自己理解や開放が進む体験もしやすいでしょう。
本ブログのカテゴリー「深層心理アートの要素」記事 でも
ライフシンボル的解釈法について簡単に触れていますので、ご参考に。

ホリスティック(※)精神科医として、できるだけ薬を使わずメンタル改善する方法を様々に模索し、相談者にご提供してきました。このブログではその中でも特にアート(特に絵画療法)のエッセンスを通じてあなたが自己ヒーリングできるように工夫した情報を発信していきます。
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※ホリスティック:「統合的、総合的な」という意味。ここでは薬物療法オンリーの従来型精神医学の限界を突破するために深層心理学、催眠療法(ヒプノセラピー)その他のスピリチュアル、アロマセラピー、そして精神症状を改善するエビデンスのある分子整合(オーソモレキュラー)栄養療法を通じてメンタル不調を改善することを指します。
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