こころを癒す絵画療法「ライフシンボル」

今回は久しぶりに、「深層心理アートで自己ヒーリング」に直接関係する記事です。

私が「ライフシンボル」という独自の絵画療法を学んだのは松村潔氏からなのですが、松村先生はシュタイナーやエドガー・ケーシー、ユダヤの「生命の樹」、エゴグラムといった各種の神秘思想やスピリチュアル、哲学・心理学を独自に取り入れた思想家であり、それらを融合させた視点での西洋占星術、タロットから、さらにニッチな水晶リーディングやチャネリング、モンロー式の特殊な瞑想(意識)体験である「ヘミシンク」、オーラ透視などまで網羅した、非常にディープな方です。

↑松村氏の著書『<心を探る色彩マップ>カラーライフシンボル』は、
「ライフシンボル」の要素のうち、一般読者にまずは簡便に伝えるために
「色」と「位置」という要素だけを取り上げてわかりやすくまとめたものです。
ライフシンボルの入門書としてお勧めです。
(実際のライフシンボルでは他に「数」「形」などいくつもの要素が加わります。)

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タロットリーディング時も、チャネリングも、水晶やオーラ読みも、
必要な情報は個人の人格や自我を超えた「大いなる全体性」
(人により、それを「宇宙」「神」「仏」「真我」「運命」など、様々な呼び名がありますが、同じことです)
にアクセスすることで初めてちゃんとした情報を受け取れるという立場なので、

どの手法を使うにしても、
「全体性」につながっていられるような自分の状態を作り、維持すること、
そのための訓練を日々していくことが前提となっています。

なので、以下にお伝えしていく
「ライフシンボル式絵画療法」における3大要素である
①色 ②位置 ③数 
においても、前提として「「マインドフルネス瞑想」や深呼吸などを活用して)「適度なリラックスと集中をしている意識状態にあること」が大切になります。

そうした「適度なリラックスと集中をしている意識状態」にどうしたらなれるかは、このブログの過去の記事でも何度か書いていますし、今後も取り上げていきますが、

今後この3大要素について知り、自身に応用していくにあたっても、
極力毎日、自分に向き合う(つまり日常の雑事に忙殺されてばかりいないように意識する)時間を生活の中に組み込むようにしましょう。

でないと、せっかくの情報や手法も、活用できないまま終わりますので。

絵画があなたの内面に及ぼす力

かつて松村先生が「ライフシンボル」という独自の絵画療法を
最も力を入れて教えていた頃、私はその第1期生として
数日間の集中講座を受講し、インストラクター資格もいただきました。

当時の「同期生」は7人ほどで、朝から夜の22:30まで先生のオフィスにこもってひたすら学び、絵を描き、それを発表しあうと共に、
他の受講生の作品を見て、感じて、講評するという練習を繰り返していました。

私自身は絵画をはじめとする芸術には全く素人でしたが、
同期の中には漫画家兼イラストレーターの人、それから某地方都市で高校の美術教師をしている人もいました。

その後の受講生の中には、美術の専門学校を出て版画や絵画作品を既に制作している人たちも何人かいましたね。

講座の中では、何枚かテーマを決めて絵を描くのですが、
それを描くこと、そしてそれを先生に解釈してもらうこと
そして自分も他の受講生の作品を見て感じてコメントすること
――これらを繰り返すことで、思った以上に深いところからの変化を感じ、感動したものです。

なんというか、それまでの30数年間で溜まって来ていて、
(日常生活を無難に送っていくため)知らず知らずのうちに抑え込んだり
見て見ぬふりをしていたものを、

そして通常なら、たとえちゃんと向き合おうと思っても
どこからどうアプローチし表現/発散していけば良いのか見当もつかなかったものを、絵という

・言葉を使わない
・色、形、数、位置情報など、潜在意識(無意識)では感じているし確かに影響を受けているが顕在意識(自我レベル)では認識できていない

チャネル(通路)を使って刺激を受け、同時に内面を発散/表現していく
その開放感は、それまで経験したことのないもので、夢中になりました。

講座の中で何枚も集中して絵を描くうちに、
自分の内面の何かが変わってきたと実感したのです。

描くことで癒やされるプロセス

そのことは他の受講生の誰においても、
その作品の変化を見ていく中で感じられましたが、
中でも特に印象に残っている人がいます。

講座の中では、本人が自発的にいわない限り、
特にその人の生育歴やトラウマなど詳しい話は一切しません。

ですが、ある受講生の作品を見ると、
「こ、これは・・・」と、特に専門知識がない人であっても、
相当なストレス、緊張、恐怖感の中で毎日生きているんだろうな、
というのが嫌でも伝わってくるような作品群だったのです。

「闇」を表すような黒、「血」を連想させるような赤
(激しいタッチを含めて)、閉鎖空間のイメージ、そして
どの作品にも周囲に多数描かれる「目、目、目」・・・。

毎回、課題の作品を仕上げ、他の受講生の前で発表になる度に、
その人の順番になると、他の人達は密かに固唾をのんで見守る、
という雰囲気になったものです。

しかし何枚も描くうちに、徐々に
作品にこめられていたネガティブなエネルギーはやわらいでいき、

・・・なんと7枚目では、それまで黒や灰色ベースだった背景が明るい光あふれる背景になり(確か、天窓から日光が差し込むようなイメージでした)、
しかも「目」はゼロ、つまり登場しなくなっていたのです。

そして本人を表すと思われる人物は光のなか、
楽しそうにピアノを弾いているのでした。

参加者たちは全員、喝采せんばかりの雰囲気でしたねー。
まさに絵画療法を通じて人の心が癒やされていくプロセスを、
リアルタイムで目撃できたのでした。

その後も月に1回の「ライフシンボル研究会」に参加して、
そこでも絵も描き、他の受講生の絵も見て、互いにコメントし合う。
自宅で描いた作品を持参して先生や受講生のコメントをもらうのも
楽しみであり、大変勉強になりました。

「ライフシンボル」浜野によるまとめサイトも

その頃にこの絵画療法「ライフシンボル」についてまとめた
別ブログがあります。
現在はそちらはほとんど更新せず、
アーカイブ集として保存しているものです。

ライフシンボルの他、占星術やタロット、占いや催眠療法、各種スピリチュアルについてのまとめやお勧め情報なども集積しています。
精神科医 浜野ゆりのホリスティック日記

ライフシンボルについても「ライフシンボル・絵画療法」というカテゴリーでまとめています。

特に「ライフシンボルとは」のページの中では、
今後お伝えする「ライフシンボルにおける位置の意味」や
既にお伝えしてきた「色」などの要素についても
1ページにまとめていますので、定点参照するのに便利かと思います。

なお、その中にある9×9マスのマトリックス図について、
補足説明しておきます。

・この絵画療法は当初、エドガー・ケイシーによる呼び方を引き継いて「ライフシール」と言っていましたが、その後松村先生が独自の要素を組み込んで「ライフシンボル」というオリジナル名称となっています。

しかし当時の私のブログは形式が古くて、
後から画像のテキストの一部を修正するのが非常に手間がかかるため、
旧名称のままで残しています(図以外の文章は修正済み)。

・マトリクス図の中では「太陽」「金星」といった惑星名も入っていますが、
これは松村流の西洋占星術における当てはめ方なので、
それを学んでいない方は無視して差し支えありません。

また、「ライフシンボルとは」の中から飛べるリンクで、
カラーライフシンボルの事例集・・・どんな色配置作品をどう解釈したか
・自分でもオンラインで9×9のマトリックス上に好みの色を配置できるソフト(「カラーキューブ」)もその場で使えるようになっています。

(ソフトはもちろん無料です。
ただし、特に個別の解釈文はつけていないので、
「ライフシンボルとは」記事中の説明文など読んで、
ご自身で解釈する必要があります。)

なお、当時私自身が描いたライフシンボルも展示し、解説文も載せています。
これをごらんになればわかるように、全くのド素人、デッサン力ゼロですが
それでもこのライフシンボルから得られた癒やしの力は絶大でした。

絵のスキルは自己ヒーリングには不要であることをお伝えするためにも、
このような技術レベルの絵も臆することなくアップし続けているわけです(苦笑)。

それでは次回からはいよいよ、
②位置情報の意味
について、入っていきますね。

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ABOUTこの記事をかいた人

ホリスティック(※)精神科医として、できるだけ薬を使わずメンタル改善する方法を様々に模索し、相談者にご提供してきました。このブログではその中でも特にアート(特に絵画療法)のエッセンスを通じてあなたが自己ヒーリングできるように工夫した情報を発信していきます。 ーーーーー ※ホリスティック:「統合的、総合的な」という意味。ここでは薬物療法オンリーの従来型精神医学の限界を突破するために深層心理学、催眠療法(ヒプノセラピー)その他のスピリチュアル、アロマセラピー、そして精神症状を改善するエビデンスのある分子整合(オーソモレキュラー)栄養療法を通じてメンタル不調を改善することを指します。