紫はスピリチュアル

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紫は「」+「」であり、つまりは
「情熱、勢い、エネルギッシュ」と「冷静、理性、論理・分析」が
組み合わさることで、赤や青にはない複雑さ、精錬さ、熟練度といった内容になるでしょう。

物質的分野でいうと、その一つの究極系が
例えば、国宝級の職人技

日本刀、宮大工など、
その職人が長年情熱を注いて極めてきた技術で、
他の人には到底作れない品を作るとき、
本人は感情と理論と感覚が一体化した状態で作り上げています。

また、目に見える物品としてではなくても、
ある「場(空間)」や対象(人、生命体、非生命体かかわらず)、
あるいはできごと(それが過去か、現在か未来かに関係なく)
などの「エネルギーを読む」といった能力(ある種の感覚)
――いわゆる「スピリチュアル」といわれるような能力――も、
紫色で表現されます。

色のスペクトラムでいうと、赤も紫も、
可視光線の最後の端にある色です。

どちらもそれ以上波動がずれていくと見えなくなり
「可視」な世界から「いなくなる」。

赤色が、肉体のエネルギ―に同調し、
(自覚できる)感情が生まれ始める
(そしてそれがオレンジ、黄色へと変化していく)のに対して、
一歩でも赤外線方向へ進むと瞬時に可視性を失います。

ということは、肉体という物質にほぼ同一化した意識を
通常持っている人間は、赤外線から先は消え、「無になる」と感じます。

同じように、紫の端から紫外線方向へ進んでいくと
この世の価値観、常識、規則は通用せず、別世界に飛ぶ、という感覚。
紫色はその一歩手前に位置します。

ゆえに紫色系の一つの表現活動として「形のあるこの世」ではなく「形のないあの世」の存在たちと交流するという、いわゆる霊能者やチャネリング活動、あるいは魔法(魔術)やお祓い、占いといった分野に傾倒するする人たちも存在します。

「自分も身体を持っていて、
それなしでは内面(心、魂)が求める活動もできないから、
身体が属する社会の決まりには一応従うが、
本当はそんなものは重要には思えない
というのが、紫色の基本スタンスです。

だから「紫色」の強い人は
「他人との交流よりも自分の内面の自由さが大事」
「孤立を好む」

「理解されたいとは思わない。
むしろ他者に引っ張られるのがうっとうしい。
それよりも自分の、日々新たな成長や発見、理解にこそ興奮する」

というタイプになります。

食事や睡眠、入浴や着替えなども、できることなら本当は全部すっ飛ばしたい。
そして、時間の100%を研究や勉強、論理構築などのライフワークに集中したい、ということになります。

実際このタイプの人は、天才肌の学者・研究者や芸術家に見られますが、
世話女房役というか、辛抱強く優秀な秘書役の人が傍らにいて
(社会的には)ようやく一人前、ということになりがち。

しかしその分、他人には真似のできない、突き抜けた成果を人類史に残したりするような、大きな突破力を持つのです。

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ホリスティック(※)精神科医として、できるだけ薬を使わずメンタル改善する方法を様々に模索し、相談者にご提供してきました。このブログではその中でも特にアート(特に絵画療法)のエッセンスを通じてあなたが自己ヒーリングできるように工夫した情報を発信していきます。 ーーーーー ※ホリスティック:「統合的、総合的な」という意味。ここでは薬物療法オンリーの従来型精神医学の限界を突破するために深層心理学、催眠療法(ヒプノセラピー)その他のスピリチュアル、アロマセラピー、そして精神症状を改善するエビデンスのある分子整合(オーソモレキュラー)栄養療法を通じてメンタル不調を改善することを指します。