あなたは毎日、どこに行くにもスマホと一緒ですか?
1分でもスマホが見られないとイライラや不安を感じますか?
もしそうなら、スマホ依存症の可能性があります。
スマホは非常に便利で、現代生活に欠かせないものですが、
スマホに「使われてしまう」と
脳が考えることも、感じることもしなくなります。
すると感情が枯渇する、アイディアが湧かない、
行動力も出ないという状態となり、
主観的に(自分自身)毎日が「つまらない」だけでなく、
客観的に(他人から)見ても「使えない」人になってしまいます。
自分や他者の心を癒やすとか、作品を創造するには
自分の感情や感性を日々感じ、研ぎ澄ましたり、
その感情やアイディアに没頭する集中力が必須ですが、
そうした活動もできなくなってしまうのです。
あなたの周りの環境の様子を五感で感じたり
他人の言動から本人の感情状態に共感したりするには、
そうしたことをするための心のスペース(余裕)が必要です
(それこそパソコンやスマホでたとえるなら「空き容量」ですね)。
しかし常に情報が入力され続けていると
心の中がいわば「ゴミ屋敷化」してしまい、
ちゃんと整理できないので
・判断できない
・何だかゴチャゴチャした感じで、圧迫感が常にあって
イライラする、八つ当たりしたくなる
・自己評価が低下する
・不安、憂うつがいつもあり、生きるのが苦しく感じる
といった状況になりがちなのです。
クローズアップ現代+「”スマホ脳過労”で記憶力や意欲が低下!?」(2019.2.19.放映)
では、ゴールデンタイムのニュースキャスターの例に
密着して症状と改善法を解説。
※自分がスマホ依存症かどうかだけでもまずは確認したい、
という場合はこちらのリンクから先にどうぞ。
スマホによる脳過労チェックリスト
改善のコツですが、
(1)スマホから離れる時間を作り、少しずつ延ばしながら慣れていく
(2)身体を使い、感覚に集中する練習をする
という2点にまとめられます。
例えば
・食事をする時にはその風味や感触に集中する
・運動や家事などの作業時には、その作業に集中する
・誰かと会話している場では、その会話や相手の表情、声音、
その背景に流れる感情に集中する
といったことがコツです。
つまり、
・今やっていることに対して『上の空』にならない」
・「ながらスマホ」は極力排除する
ということでもあります。
最近、メンタルの改善、健康向上、対人関係改善、生産性向上・・・と
いくつもの効果が判明してきて世間でも知られ始めている
「マインドフルネス」も、その要点は
「頭の中で常に思考に巻き込まれて余裕を失っている状態」を
「五感など眼の前に現実にある物事に注意集中する状態」に
持っていくための訓練法といえます。
物心ともに豊かな人生を送るためには、
こうした取り組みが非常に大切なので、
ぜひ意識してみてくださいね。
ホリスティック(※)精神科医として、できるだけ薬を使わずメンタル改善する方法を様々に模索し、相談者にご提供してきました。このブログではその中でも特にアート(特に絵画療法)のエッセンスを通じてあなたが自己ヒーリングできるように工夫した情報を発信していきます。
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※ホリスティック:「統合的、総合的な」という意味。ここでは薬物療法オンリーの従来型精神医学の限界を突破するために深層心理学、催眠療法(ヒプノセラピー)その他のスピリチュアル、アロマセラピー、そして精神症状を改善するエビデンスのある分子整合(オーソモレキュラー)栄養療法を通じてメンタル不調を改善することを指します。
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