瞑想は心の「動体視力」
今、ご自分の気分はどんな状態ですか?その理由はわかりますか? 「落ち込んでいる」「しょっちゅう不安になる」「気分の浮き沈みが激しい」 というのは、心療内科外来で受ける最も多い相談ですが、なぜ落ち込みや不安を感じるのかを、…
今、ご自分の気分はどんな状態ですか?その理由はわかりますか? 「落ち込んでいる」「しょっちゅう不安になる」「気分の浮き沈みが激しい」 というのは、心療内科外来で受ける最も多い相談ですが、なぜ落ち込みや不安を感じるのかを、…
日本社会が経済的発展期で、物を大量生産し大量販売するのが主の時代には国民は 「一糸乱れず、同じように、指示された通りに行動する」 のが最も生産性が高く、したがって個人の意見とか、例外とか、思いついた発想を注進するなどとい…
前回(「運が良い」人の脳科学的理由)の続きです。 テレビ番組「教えてガッカイ」では、以下の研究も紹介されていました。 ハーバード大の実験では、 30年前の自分になりきって 1か月、何人かで共同生活させたところ 実際に血流…
運が良い人は、幸運に気づく力が強い 2014年12月28日 NHKテレビ特番「教えてガッカイ」にて、「幸運な人と不運な人は脳の使い方が違うこと、したがって幸運な人はより幸運に、不運な人はより不運になっていきやすい」という…
どんな「引き寄せ」の本を読んでも、どんなに人気のある「自己啓発セミナー」に参加しても、持続する変化を自分に起こせる人は読者(参加者)の5%だけ、といわれます。 その理由は、ほとんどの人は自分の現在地に不満を持ちつつも、一…
日本を代表する指揮者である小澤征爾氏は若き頃、ヨーロッパでの指揮者コンクールに応募するために単身で渡欧しました。 学生上がりでお金もない中だったので、複数の企業に交渉して、会社の広告宣伝をするという条件で投資してもらった…
親との人間関係に問題を抱えていて、自身の人生に悩む人は、本当に多いですね。 心療内科に相談に来る方々はもちろんですが、社会で普通に適応して暮らしているように見えても実は親子関係に日々悩んでいる、という人は、おそらく半数以…
10~20歳代の若者層は、自意識が過剰に高く ――つまり「周りからどう自分が見られているか」が気になるあまり、身動きできない、思ったことをいえないという心理は昔からありました。 これを「思春期心性」といいます。 その典型…
前回書いた記事「認知行動療法やカウンセリングを受けても改善しない人が多い理由」では、年単位でカウンセリングを受けた人でも無自覚に中断するとそのスキルを忘れ、もとのネガティブな自分に戻ってしまうことをお伝えしました。 この…
メンタル不調を改善するために心療内科を受診し抗うつ薬などの薬物療法に頼る人も多い一方で、薬害を恐れて自分で何とかしたい、という人も多いですね。 それでも、心理カウンセリングが健康保険が使えないとわかった途端に断念してしま…