他人に親切にすると自分のメンタルも職場の人間関係も良くなり、生産性も上がる

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※この記事を最初に書いたのは2019年10月ですが、
その後2020年春の「新型コロナ感染症による外出自粛」という
前例のない、しかも世界規模の生活環境激変がありました。

その点を踏まえて、動画版を新たに作成しました。

2019年も前年に続き、
夏から秋にかけて全国的に台風や大雨が
各地に多大な影響を与えてきました。

避難した人や、自宅にいるが普段と違う状況で
不便や不安を感じている人も多いことでしょう。

そんな時・・・ストレス度が高い時ほど
意識的に他人に親切にすることで
自分自身もメンタルが安定し、身体も楽になっていく
という研究結果があります。

冒頭のアイキャッチ画像の書籍の他、
メンタリストDaiGo 氏の下記動画も
とても参考になりますのでどうぞ。

ということはもちろん、災害時や私生活のみならず
職場やPTA、町内会など
「特に好き好んで所属しているわけではないが、
役割上しょっちゅう顔を合わせている必要がある」
ような関係性でも「使える」コツです。

例えば職場なら、

・相手がいつもぶっきらぼうで、
返事をしてくれないとわかっていても
微笑を浮かべてあいさつしてあげる

・自分の後から歩いてくる人が大荷物を持っていたら
ドアに手をかける時間を長めにして
通りやすくしてあげる

程度でも十分です。

ポイントは、
・気軽にできる小さな親切で十分

また、よく「一日一善」といわれたりしますが、
実際の研究結果では、一日一善だと
個々の行為のインパクトが小さく短すぎるようで、
幸福度のアップ度はいまいちだったとか。

むしろ、1回あたりは5分以内で十分なので
週15善(つまり週に1日だけ、まとめて5個の善行)
のほうが気分が良くなりやすかったそうです。

かつ、自分が疲れすぎないためには、
最長でも週に2時間以内が良い、とのこと。

なお、「親切」というと、ことさら
何か良い行ないをせねばと思うかもれませんが、
実際には
「他人に害を及ぼさない」
「自分のわがまま行動を抑える」
のも、同じことになります。

例えば、

・自分が何か嫌なことや懸案事項がある時
ムッとした表情で、何気なく話しかけてきた人に
八つ当たりしてしまう

・会話していて相手の理解や反応が
こちらの期待と違った際にイライラしてしまい、
それが表情や応答にすぐ出てしまう

・相手が仕事の提出期限前で焦っているのに
世間話で話しかけたり、
土産品を
手渡そうとする

などは、一つ一つはささいなことに見えるかも
しれませんが、やはり相手にストレスを与えています
つまり相手に「親切にする」のとは反対の行為

こうしたことを日常的にやってしまいがちな人は、
まずは自分自身のネガティブな言動習慣を
減らすことから意識づけていくのも重要でしょう。

https://docoic.com/49944 より。

(関連記事)
焦燥感は、頭をバカにする  

ボランティア活動でお金を引き寄せるには
「感謝頻度」が高い人ほど、「幸運度」も高いわけ

(お勧め書籍)
『親切は脳に効く』(デイビッド・ハミルトン著、サンマーク出版)
『超時間術』(DaiGo 、実務教育出版)

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ホリスティック(※)精神科医として、できるだけ薬を使わずメンタル改善する方法を様々に模索し、相談者にご提供してきました。このブログではその中でも特にアート(特に絵画療法)のエッセンスを通じてあなたが自己ヒーリングできるように工夫した情報を発信していきます。 ーーーーー ※ホリスティック:「統合的、総合的な」という意味。ここでは薬物療法オンリーの従来型精神医学の限界を突破するために深層心理学、催眠療法(ヒプノセラピー)その他のスピリチュアル、アロマセラピー、そして精神症状を改善するエビデンスのある分子整合(オーソモレキュラー)栄養療法を通じてメンタル不調を改善することを指します。